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デビッド・フィンチャー監督といえば、『セブン』や『ゲーム』、『ファイトクラブ』などミステリアスな作品で有名なので、この『パニック・ルーム』もそうなのかな~と思いきや案外そうではありませんでしたね。 ミステリーというよりも、サスペンスな感じ。 結構、早い段階で犯人グループの動機が解ったり、犯人の中に割とコミカルなキャラがいたりして意外でした。 今までのフィンチャー作品なら犯人の動機や正体を最後まで引っ張ると思うので。 パニックルームという密室内だけでは物語がふくまらないから、犯人側も多く喋らせたんですかね? ただ、犯人側も頭が悪いというか、後から考えると「あの時こうしておけば…」みたいに感じる点も多々ありました。 良いか悪いかわかりませんが、大人版『ホームアローン』という感じかな。 要するにベタなんですよね。 子供を守る母親という設定や持病を持った子供、解りやすいキャラ分けされた犯人達…。 ベタをバカにするわけではありませんが、デビッド・フィンチャー作品にはもっと尖ったモノを期待したいですね。 犯人の素性や動機も解らないという感じでやってみても面白かったな~と個人的には思います。 あと、ジョディ・フォスターの胸の開けた衣装は◎でした。(笑)
by sukima-kaze
| 2004-11-01 21:36
| 映画・ドラマ
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