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今週のファミ通に「ガンバレ ルーキータイトル」と銘打った特集があった。 ルーキータイトルとは、続編ではない完全新規作品のこと。 こんな特集が組まれるくらいに今のゲーム業界は続編だらけなのです。 何故にユーザーは続編ばかりを買ってしまうのか? 「続編モノは前作という目安があるので、ユーザーは安心して購入できる」というのが大きいでしょうが、その根底にはゲームというメディアの特性が大きく絡んでいると思う。 同誌でチュンソフトの中村氏が、「映画は1800円の2時間だからつまらなくても損した気にならない。しかし、ゲームは5000円の数十時間もかかるので新作に手を出し辛くなっている。」と言ってました。 プレイ時間はゲームによってマチマチなので、何とも言えませんが値段が高いのは確かに足を引っ張っていると思います。 1000円と5000円の差は大きいですからね。 では、そんな博打要素が強いルーキータイトルをユーザーはどんな指標をもって購入するのでしょうか? 同誌のアンケートでは、1位がシステム、次いでジャンル、ストーリー、グラフィック、クリエーター、メーカー、価格となってあります。 ジャンル、ストーリー、グラフィックというのは大きな括りでいうと、システムの中に括られると思うのですが、そうなるとクリエーター、メーカーというのがポイントになります。 私自身、期待しているルーキータイトルに「キラー7」という作品があります。 なんで期待しているかというと、手掛けている人が以前から応援している須田剛一さんだからです。 例えば映画や音楽でもそうですが、一度作品を気に入ってしまえば、この監督の次回作なら見てみようとか、このミュージシャンの新曲が聞きたいとか思いますよね。 そういう意味での継続性が、ゲームには足りない気がします。 その為にはクリエイターなり開発チームの名前をもっと前面に出すべきだし、有名になったクリエイターを続編地獄から開放するべき。 そこで考えたのですが、プレイステーションやゲームボーイ等を新人クリエーターの登竜門的な場所にしてみてはどうでしょうか? PS2やNDSには下位互換機能があるのに、「古いソフトを遊ぶ」という事にしか利用されてないのは余りにもったいない。 下位互換機能を「新しいソフトを遊ぶ」という発想に結びつけてもいいんじゃないかと思うのです。 ロイヤリティも下げて、開発機材もバックアップして、若い人にどんどん新しいものを作らせる。 1本1000~2000円くらいで売り出して、そこで結果を出せば今度はPS2で作るみたいな感じで。 ユーザーからしてみれば1000~2000円くらいの損なら痛くないし、もしかしたらお気に入りのゲームと出会えるかもしれない。 メーカーからみれば低予算で新人の育成と新規タイトルを発掘できるかもしれない。 「旧フォーマットに低予算じゃ良いゲームは作れない」と思いの方もいるでしょうが、私はそうとは思いません。 予算や容量との戦いの中で生まれた名作はたくさんありますし、むしろそういった縛りの中でこそゲームの本質に特化した良いモノができるのはではないでしょうか。 はっきし言って、今のゲームはゲームをやるんじゃなくてムービーを見るモノになってしまっています。 受動的で見せかけばかりが先行したゲームが多すぎる故に、ユーザーもゲームの本質を見抜く目が衰えてしまったのではないかと。 それもまた、ルーキータイトルが売れない原因の1つ。 そういうゲームを求めすぎたユーザーもいけないのですが、そういうゲームを作り続けたメーカーもメーカー。 目先の利益に走ったツケが今回ってきたって事だと思いますね。 なんか音楽業界と似たような悪循環だなコレ。 新人が出れる環境がある分だけ音楽の方がまだマシだけど。
by sukima-kaze
| 2005-03-14 23:19
| ゲーム
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