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約1年にも渡って放送し続けてきた、モンキーターン(V)。 スポ根モノが好きな私としては大いに楽しませてもらいました。 他の作品と比較するのは失礼かもしれませんが、『はじめの一歩』に近い作りかな~と思いました。 師匠や仲間達の存在を始め、幾多のライバル達に無敵のチャンピオン、必殺技とその必殺技の弱点だったりと、少年誌系スポ根マンガの要点をうまく押さえていましたね。 中でも『一歩』と明らかに違うのは女性キャラクターでしょう。 競艇という世界では男女一緒に戦う事が出来ます。 なので、女性キャラクターもただ主人公を想うだけのヒロインではなく、一緒に主人公と戦う選手として描く事が出来た、これが他のスポ根モノとはちょっと違う面白さですね。 特に青島優子の存在が大きかった。 彼女の目から見る競艇の世界、恋愛と仕事の狭間で揺れ動く女子レーサーの苦悩や葛藤は彼女がいなければ語れなかったでしょう。 最初から主人公(波多野)に彼女がいるのが不思議だったんですよね。 こういうマンガの場合、気になる異性はいても、ちゃんと彼女として描かれるのは後半になってからだったりしますから。 今にして思えば、これも青島を選手として引き立たせる為の仕掛けだったのかな~と。 彼女を単なる恋愛ゲームの駒として扱うのではなく、一選手として扱う為のね。 そういえば、このアニメ版では原作の競艇学校の場面をバッサリ切った事でもいろいろと波紋がありました。 個人的にはそれはそれで良かったと思います。 確かに競艇学校の場面がもっとあれば同期生に対する思い入れがまた違ったんでしょうけど、その辺は過去の回想シーンなどで十分補完できたかと。 それよりも、「アニメならではの迫力あるレースシーンを多く放送したい」という姿勢を評価。 CGを使ったリアルなレースシーンもこのアニメの特徴の1つでしょう。 技術的にはいろいろと大変だったと思いますが、CGを使って大正解でしたね。 原作を読んでいるならともかく、原作も知らない競艇初体験の人には、まくり・差し・ダンプといった競艇独特の戦術はわかりません。 おそらく、セルでやっていたらアニメーターの方は毎週毎週大変だったでしょうね。 それにいくらセルでがんばったとしても、セルだとどうしても自分の脳内で補完する作業が必要になります。 その点、CGなら作画の質もバラつかずに済みますし、なにより3Dなので船の動きが脳内でスムーズに理解する事ができました。 最後にこの作品の最大の魅力は?と問われたなら、私は「魅力的な数々のキャラクター」と答えます。 波多野・洞口・青島といった主役級はともかく、榎木や蒲生の様なシブいおっさんや、ありさや光瀬(個人的に光瀬さん大好き)の様な脇役まで、どれも魅力的で個性的なキャラクターが沢山いました。 そのおかげで1年間だれずにやれたんじゃないなかな~と思います。 スタッフの皆様、1年間お疲れ様でした!
by sukima-kaze
| 2004-12-21 15:07
| アニメ
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